「HSP(ヒートショックプロテイン)入浴法」は体温を上げ免疫力の向上と自然にダイエット!
「HSP(ヒートショックプロテイン)入浴法」は以前ソルトレイク冬季オリンピックのスキー選手にも採用された事で話題になった入浴法です。
HSP(ヒートショックプロテイン」とは病気やストレスで傷ついた細胞を修復し、正常な働きができるように促すタンパク質の事。
(別名:熱ショックタンパク質、ストレス防御たんぱく質とも)
HSPは免疫機能の向上、乳酸の発生を遅らせるなど身体に対して重要な働きをするだけでなく、基礎体温の向上により新陳代謝がアップするので、お肌への美容と健康にも効果がありそうですね!
運動や過圧などの負荷でもHSPは増えますが、HSPが増える一番効果的な要素は熱、加温です。入浴で加温する事により効果的にHSPを増やそうというのがHSP入浴法なのですね。
スポーツ選手やオリンピックの選手に体験してもらったところ、なんと運動パフォーマンスが上がったという報告も!
早速どのような入浴方法が紹介していきましょう。
「HSP(ヒートショックプロテイン)」入浴法
※お湯の温度と入浴時間の目安(水道水”さら湯”)
※血行促進作用のある入浴剤を使用の場合
チェックポイント
+注意点
「健康になりたい! きれいになりたい! 長生きしたい! それなら、お風呂で温めなさい!! 基本編」
医学博士として「ヒートショックプロテイン」の臨床応用研究を続けてきた伊藤要子教授の考案した入浴法です。
マイルド加温療法を提唱し、加温装置(医療機器)を使い実際に医療に利用したり、一般の方、ご家庭でもできるようマイルド加温療法によるHSP入浴法を確立されています。
HSP入浴法解説
入浴法を見ていただいたら分かるとおり、
入浴前に「浴室内を温める」「心臓に遠いところからかけ湯する」「水分補給」「手の届く位置に服やバスタオルを用意」・・・など、お風呂のリスクにも配慮した項目があります。
42度以上の湯温での入浴は血圧の上下幅がありお風呂の事故のリスクも上がるので、一般的には41度以内の入浴が良いと言われています。(お風呂に入る時間、寒暖差なども影響します)
伊藤先生は日本温泉気候物理学会で注意を促したり、入浴関連事故調査会で対策をしたり、お風呂の美容と健康を伝えるとともに、安全にお風呂に入ってもらう活動を行われています。当然温度の事も周知していたり、それでも42度が良いと提唱されているわけですね。
少し高めの温度の入浴方法と入浴後の保温。運動パフォーマンスも上がるという実績があるので、ぱっと聞いた感じはアスリート向けかと思ってしまいますが、ご年配の方でも無理がなければ大丈夫の様子でオススメです。
HSP入浴法は基本が42度で10分。毎日ではなく週2回で良い事。また、効果が感じられなくなってきたら休む。・・・という事など、ルールやノウハウがあるので、ココらへんは公式ホームページや書籍で確認しましょう。メディア出演も多くバンダナ先生と呼ばれ明るいキャラクターとともにお風呂の注意では細かい配慮が見えます。Q&Aも充実していますよ♪
HSP入浴法 伊藤要子先生公式HP
運動パフォーマンスの向上
前述の通り、運動能力パフォーマンスの向上も報告されており、こちらの書籍ではHSP入浴法をオリンピック選手に取り入れる経緯や経過、詳しい数値が分かります。
一部抜粋
ソルトレイクシティー冬季オリンピックで、ノルディックスキーの選手に対して、試合2~3日前に42度で40分の加温を行った。
・・・など、今回取得した情報では公式HPで提唱している時間と、オリンピック選手に対する時間が違う模様。
やはり、一般の方の入浴(42度10分を週2回)と、鍛えられたアスリートのパフォーマンスを上げる目的で入浴する場合(回数不明)は違うのでしょうか。
通常、高い42度の湯温で40分の入浴は身体に負担、特に高齢の方や健康不足の方にはリスクがありますが、オリンピック選手の事、しっかり管理された元で行われた事だったのでしょうね。運動される人はこちらの書籍もチェックしたい所です。
- Writer:mizobata
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