Q:シャンプーが目に入った時、どういった対処が必要ですか?
皆さん入浴の際に頭を洗うと思います。
もし、洗い流す時に誤ってシャンプーが目に入ってしまった場合、どのように対処すればいいでしょうか?
かなり激痛だとは思いますが、すぐに病院に行った方がよいのですか?
目にシャンプーが入ってしまったら……
目にシャンプーが入ったままの状態で、そのまま病院に行く方が危険だと思います。
まずは、目を10~15分程度洗ってください。充血したり涙が出たりすると思いますが、とにかく洗い続けることが肝心です。蛇口から手ですくって洗うよりも、シャワーを使った方が継続して洗えるので効果的です。ただし水圧があまり強いと、目を傷つけてしまうかもしれないので、弱めで十分です。
ここで絶対にしてはいけないのは、“こする”こと、“目薬をさす”ことです。
もともとシャンプーなどお風呂で使用する製品というのは、“ある程度は”目に入ることを想定して開発されていることが多いと考えられます。
(あまりにも毒性が強かったりしたら、大量のクレームごときでは済まなくなってしまいますよね)
ですので、少量であればたいていの場合は洗い流せば痛みはなくなると思います。
しかし、それでも痛みがひかない・充血したままという時は、使用したシャンプーを持参のうえ眼科に行くことをお勧めします。
また、一人暮らしのご老人などがそういった状況になった場合は救急車を呼ぶといった選択肢もあります。
ちなみに、シャンプーが目に入った時に感じる痛みは、シャンプーの中に含まれている成分である“界面活性剤”と“アルカリ剤”の刺激が原因。
目の粘膜は傷つきやすいため、日頃から気を付けることが大切です。
シャンプーが苦手な大人の方へ
シャンプーがどうしても苦手・一度目に入ってから恐怖を感じることすらある……。
そんな方には、「大人用シャンプーハット」のご使用をお勧めします。
定価:1,944円 特徴まとめ:大人の頭に合わせた大きめサイズ。シャンプーやすすぎ湯が目や耳に入るのを防ぐ。顔を濡らさずにシャンプーできる。ソフトで丈夫なEVA樹脂製。ハサミでカットしてサイズ調整ができる。(頭囲51~60cmに対応) |
大きめのシャンプーハットというと、どうしても介護用のものが大半です。
「介護用はちょっと抵抗がある……」といった方でも安心、商品名に「介護用」とつかない大人用のシャンプーハットがございます。
敏感肌などで、シャンプーすると肌がかぶれてしまうといった方にもおススメできます♪
シャンプーの時に目を瞑るという基本的な対策も可能ですが、
しかし、大事になる前に、はじめから“目に入らない”工夫をすることで大分目に入るのを抑えられますよ。
- Writer:kayo